スタッフエースの五十嵐です。
社員教育と一言で言っても様々ですよね。
昨今トレンドの管理者向けセミナー。
次世代幹部候補育成のための中堅社員向けセミナー。
新入社員向けのセミナー。
実務的なPCスキル向上を目的とした研修。
派遣業界にも派遣社員むけのキャリアアップ研修が法的に義務付けられています。
今回は、少し新卒社員の教育についてお話させて頂きます。
私が社会に出た頃は(もう25年前くらいになるでしょうか)、『見て覚えろ!』
『とりあえず外に出て名刺もらってこい!』なんて時代で、きちんとした教育体制が
整っていませんでした。※もちろんOJT、OFFJTの体制がしっかり整っていた会社も
たくさんありましたが。。。
見て、考えて、失敗して、考えて、・・成功するまでの繰り返しです。
今はというと、学生側の売り手市場です。時間とお金と手間をかけて採用した新卒社員を
辞めさせずに育成して何年後かには戦力にしなくてはいけません。
ただ、様々な企業の担当者様にお話を聞くと、苦労されています。
特に、研修と実務のギャップの穴埋めがうまくできないそうです。
そうですよね!入社からまだ1年経ってないんですから。
新卒は、いつ、どう化けるかわかりません。
新潟県の偉人に、山本五十六というかつての連合艦隊司令長官がいます。
育成という意味では、その方の有名な言葉があります。
『やってみせ、言って聞かせてさせてみて、誉めてやらねば人は動かじ
話し合い、耳を傾け承認を、任せてやらねば人は育たず
やっている姿を感謝で見守って、信頼せねば人は実らず』
ビジネスマナーやトークスキルアップなどの研修も大事ですが、
双方が発信し合う相互理解の時間や心構えなどに、
実はもっと時間を割かないといけないのかもしれません。
厚生労働省で既卒後3年以内の離職率のデータを出しています。
大卒後3年以内の離職率は3割を超えています。
大企業ならいざ知らず、中小企業であれば、その年の採用は0人となりかねません。
離職理由も様々ですが、『社会とのギャップ』も大きな比率を占めます。
4月になれば、また新しい社員の入社を予定している企業様もあるかと思います。
研修をする側の勉強も必要かもしれません。
ぜひ将来の会社のエースを育成頂ければと思います。
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