2021年9月 新潟の有効求人倍率

新潟の総合人材サービス、スタッフエースの五十嵐です。

 

今年の1月、ブログの記念すべき1回目の内容に、

新潟県の有効求人倍率のお話をさせて頂きました。

今回は直近2021年9月の有効求人倍率を用いて

1月と比べて、どういう傾向にあるかを、いくつかの観点から

お話させて頂きます。

就活にあたっては、私個人としてはデータも大事と考えてます。

倍率の良し悪しで一喜一憂する必要はありませんが、自分の希望勤務地の状況

を知ることで、心構えが異なってくると思います。

 

また、新潟は首都圏と異なり、基本的には職安求人が一番ボリュームが多く、

一番のビッグデータを持っていると思われます。

当社の登録希望の方も、情報収集においては、ほぼ皆さんが活用されています。

そのデータですが、2021年9月の新潟県管轄のハローワークにおいての

雇用の動きがまとめられています。

https://jsite.mhlw.go.jp/niigata-hellowork/content/contents/001000848.pdf

https://jsite.mhlw.go.jp/niigata-hellowork/content/contents/000999196.pdf

 

まず、基本情報の比較ですが、

◆有効求人倍率

2021年1月 1.28倍
2021年9月 1.42倍  +0.14P

◆有効求人数

2021年1月 43,961人
2021年9月 47,572人 +3611人

◆有効求職者数

2021年1月 34,215人
2021年9月 33,559人 -656人

今年は1月から倍率の増加傾向にあることがわかります。
求人の数(有効求人)は増え、仕事を求めている方(有効求職者)は微減となってます。

 

もう少し深堀してみます。

◆エリア
同じ新潟県内でも、ハローワークの管轄ごとの数値も出ています。
新潟 2021年1月 1.50倍 2021年9月 1.55
長岡 2021年1月 0.95倍 2021年9月 1.04倍
上越 2021年1月 1.26倍 2021年9月 1.33倍

◆年齢別常用
24歳以下 2021年1月 1.77倍 2021年9月 1.87倍
25~34歳 2021年1月 1.76倍 2021年9月 1.86倍
35~44歳 2021年1月 1.56倍 2021年9月 1.71倍

◆職種(職業中分類別)
一般事務員 2021年1月 0.26倍 2021年9月 0.29倍
商品販売職 2021年1月 4.71倍 2021年9月 3.68倍
機械組立等 2021年1月 1.34倍 2021年9月 1.70倍
※職業別
事務職   2021年1月 0.38倍 2021年9月 0.48倍

1部のカテゴリのみに絞って抽出しましたが、

基本的には年初と比べて回復基調にあることがうかがえます。

 

これを調べたからと言って、内定に繋がるものではありません。

いいたいことは2つです。

①心構え

当社は事務のお仕事紹介を専門に行っています。

自分の希望する条件において、雇用市場はどうなっているかを知る

ことは大切です。同じ新潟県においても、状況が異なります。

事務職でいうと、フルタイム、パート共に厳しい状況はかわりません。

1つの応募に対して少なくとも2~3人のライバルがいると思うべきです。

条件のよいところとなると、それ以上の想定も必要です。

書類作成、面接などの選考においては、ライバルとの差別化を意識しな

くては内定を勝ち取れないということです。

 

②希望条件の変更

時には何度挑戦しても内定に至らないケースがあるかもしれません。

その際は、希望条件の間口を広げたり、変更することも大切な行動です。

その際は、やみくもに変更するのではなく、比較的状況の緩い職種など

見据えて対応することも必要です。

たかがデータ、されどデータといったところでしょうか。

 

就活を始める際は、1度確認して、自分がどういった状況で戦うか確認する

事をお勧めします。

うまくいかない際は、1人で悩まないで、ぜひ気軽に相談ください!

新潟で事務のお仕事はスタッフエースにお任せください