新潟の総合人材サービス、スタッフエースの五十嵐です。
今回は、福利厚生についてお話させて頂きます。
福利厚生は、企業が従業員に提供する給与以外のサービスです。
就活の際、福利厚生が直接の応募の決め手になることは少ないかもしれませんが、
後押しすることは多々あります。
昨今は、企業も福利厚生に力を入れて社員の定着と採用強化を
行っているという話はよく耳にします。
当たり前のように使用している、無料駐車場使用可能や制服貸与なども福利厚生の
一環です。
この福利厚生ですが、基本的には会社が雇用している全社員に適用されます。
2020年4月(中小企業は2021年4月~)から施行されたパートタイム・有期雇用労働法
いわゆる同一業務同一賃金で正規社員、非正規社員の不合理な格差が禁止されました。
◇福利厚生の種類
会社が提供する福利厚生は大きく分けて2種類あります。
①法定福利厚生
法律で決められていて、どの企業にもある必要最低限の福利厚生。
健康保険料/厚生年金保険料/介護保険料・・・企業と折半
雇用保険料・・・企業負担2/3
労災保険料・・・企業負担
など
②法定外福利厚生
企業独自の福利厚生です。
住宅手当、家族手当、慶弔手当、社員旅行、社員研修、忘新年会などのレクレーションなどの
手当やサービスなどが一般的でしょうか。
企業独自の福利厚生を設けることで、他企業との差別化と従業員の満足度向上で定着をはかる
傾向がうかがえます。
社員食堂は経費削減から閉鎖をする企業もありましたが、最近見直されてきており、社員の健康増進のため
社食を作った会社もあります。
仕事柄、様々な企業に出入りさせて頂いてますが、きれいな社食でランチなんて、すごく羨ましく、豊かに
感じます。
逆に、社員旅行や忘新年会、納涼会などのいわば会社持ちの飲み会は煩わしいと感じる方もいますので、
法定外福利厚生の良し悪しは感じ方も個人個人で違うかもしれませんね。
手当などは自社で導入できますが、中には外部に委託する福利厚生もあります。
新潟市ですと【ニピイ】のような法人を通じて福利厚生サービスを提供する企業もあるようです。
ニピイ – 公益財団法人 新潟市勤労者福祉サービスセンター (nipy.jp)
最近は少し変わった福利厚生を設けている会社もあります。
・ご近所手当
会社から半径〇KM以内に居住している社員に手当を支給。
これは、安定的に通勤できるという点や場合によっては徒歩通勤で通勤費や駐車場の必要がない
という観点から会社にとってもメリットがあります。
・SNS手当
twitterやyoutubeなど業務として会社のことを発信し続けることに手当を支給。
これも今や重要な業務の一環です。やってる人とやってない人の格差を埋めるためには必要と
なってきたのかもしれません。
他にもウチではこんな福利厚生があるよ、といった企業があれば是非教えて下さい!
福利厚生を目的に就職はないにしても、安定的に就業できる一因になるかもしれません。
時には家族や大切な人との時間を充実させるものになるかもしれません。
就活の際は、少し思い出して頂ければ幸いです。
新潟で事務のお仕事はスタッフエースにお任せください!