はじめまして、新潟の総合人材サービス、スタッフエースの小山内と申します。
今回は首都圏から右も左も分からない新潟県へIターンした小山内が、実際に感じたギャップなどの経験から、
新潟県の地域特有の求人市場について解説します!
~はじめに・自己紹介~
埼玉県出身。大学を卒業後、神奈川県で6年間医療・介護業界の営業職に従事。
27歳で結婚、子育ての環境を考え、妻の実家がある新潟県に補助金も利用しIターン。
現在新潟市西区に在住、0歳児のパパ。
1・新潟県の現状 ~人手が足りない!~
2・地域ごとの特徴について ~製造業や建設業も盛ん!~
3・お給料について ~お給料の相場は?~
4・休日数について ~休日数は少なめ?~
5・最後に ~地域密着で事業展開している弊社にご相談ください!~
1・新潟県の現状 ~人手が足りない!~
国勢調査の結果ですと、2020年時点の新潟県の人口は約220万人で、前回15年調査より約10万人減っており、
減少率は4.4%減と前回よりも1.4ポイント拡大しています。減少数・率ともに過去最大で、
全国でみると減少数は北海道に次いで2番目に大きく、市町村別でも新潟市が北九州市に次いで2番目となっております。
令和3年12月の新潟労働局の集計では、
有効求人倍率(季節調整値)1.43倍、全国5位 (全国平均は1.16倍)(東京都の場合1.25倍)
人口減少で新潟県はどの職場も人手不足が起きていると考えられます!
市町村郡別に求人を見ると、新潟県で募集されている求人は
人口の多い「新潟市」「長岡市」が半数を占めています。
新潟市では30代女性の就業率は73.8%、政令市1位!(国勢調査(平成27年) 政令市比較)
全国的に比べると女性の就業率が高く、女性も働きやすい環境にあると捉えることができます。
2・業界の特徴について ~製造業や建設業も盛ん!~
新潟県はお米の産出額全国1位の農業王国ですが、製造業や建設業も盛んです。
燕三条地域の製造業は地域の特色を生かした地場産業が集積しており、
洋食器などの金属加工をはじめとして、その技術力は世界的にも高く評価されています。
出荷額では金属洋食器、石油ストーブ、米菓などが全国1位となっており、
ニットを中心とした繊維産業も全国有数の地位にあります。
また建設業の事業所数が全国で2番目に多く、人口10万人当たりの建設業で働く人の数は全国1位です!
3・お給料について ~お給料の相場は?~
新潟県の平均年収は418.7万円で、全国では31位となっています。(厚生労働省の「賃金構造基本統計調査」)
全国の平均年収は451.2万円ですので、平均年収はやや低くなっています。
最低賃金は859円で、全国では25位となっています。
新潟県は全国物価地域差指数が98.2と全国では28位です!
(全国物価地域差指数とは、全国平均=100を基準とした、
各地域間の物価を比較した指数で、地域間の物価水準の相対的な違いを表しています。)
例えば首都圏と同じ生活をしても生活費・住居費等が抑えられるといったメリットがあります!
4・休日数について ~休日数は少なめ?~
厚生労働省が実施した「令和2年就労条件総合調査」によると、年間休日の平均日数は109.9日です。
会社の規模別でみると、
従業員数1,000人以上の会社では116.6日、
300~999人の会社では114.9日、
100~299人の会社では113.0日、
30~99人の会社では108.3日となっており、
「会社規模が大きくなるほど年間休日数も多くなる」という傾向があるようです。
新潟県は中小企業が多いため、年間休日数は少ない企業が多く感じます。
製造業が盛んな燕三条エリアでは【燕三条 産業カレンダー】という商工会議所が発行し、
土曜日に「休み」と「休みじゃない」日がある特有のカレンダーを採用している地域もございます。
ですが、総務省平成28年社会生活基本調査だと通勤時間は平均往復65分で全国の政令市3位(東京都は99分)
と短いので休みが少ない分その分自分の時間をしっかり確保できますね!
5・最後に ~地域密着で事業展開している弊社にご相談ください~
私はIターンする際、新潟県で求人を探し始め、首都圏とのギャップに驚きなかなか実情を理解出来ず一人で苦戦しておりました。
初めて新潟県へ移住する皆さんには、同じ大変な苦労した思いを少しでも軽く出来たらと考えております!お仕事探しは後悔しないようにしっかりと準備を!
事務のお仕事、転職就活相談は、スタッフエースにご気軽にご相談下さい☆