新潟の総合人材サービス、スタッフエースの五十嵐です。
今回は、当社も行政から委託を受けて実施している職業訓練について
お話させて頂きます。
いつも通り、個人的な意見や感想や経験を交えていきます!
◇職業訓練とは
今回ココでお話させて頂く職業訓練ですが、主に離職者向けの講座を前提とします。
職業訓練は離職者が2か月~半年くらいの期間、
再就職に必要な資格取得やスキルを身につける講座を指します。
中には訓練期間中、失業給付などの給付を受けながら安心して受講できる訓練もあります。
学校のように時間割が決められていて、ワード・エクセル、簿記など
資格取得に向けて勉強します。定期的に面談や就活対策などの授業があるのも特徴的です。
最寄りのハローワークに行くとこれから開講の訓練パンフレットがありますので、
興味のある方は手に取ってみるのもいいでしょう。
スタッフエースのある新潟県ですと、主催は主に2か所。
①新潟県のテクノスクールが主催する職業訓練
新潟県立テクノスクール公式サイト (techno.ac.jp)
②長岡市にある独立行政法人ポリテクセンター新潟が主催する求職者支援訓練です。
どちらも内容は様々で、製造現場系、専門的な技術系、事務系などあります。
中でもパソコンを使った事務系やweb系の訓練は一般企業に委託する場合が多く、
開催場所がスタッフエースのような企業で行われることが多くあります。
◇離職したら職業訓練に行くべきか・・・
まず前提としてですが、希望条件に近そうな働く場があるなら
訓練の受講より就業を勧めます!実務に勝る訓練はありません。
少ないですが事務未経験でも採用をし、育成してくれる企業はあります。
離職時はまず求人情報の収集を行いましょう。
職種を変えたいというキャリアチェンジの場合であっても、
いくつかの企業に応募するなど、活動することも必要だと思います。
自分に足りないモノが明確になることもあるからです。
3か月や半年訓練を積んでも、その後の就業が保証されているわけではありません。
たまにいらっしゃいます。
パソコンを覚えたくて、
資格を取りたくて、
職業訓練に行くために、会社を辞めました。。。という方。
仕事をしながら自己啓発をされている方は、世の中たくさんいます。
さすがに退職理由に、職業訓練に行くため・・・はナイですね。
◇職業訓練の受講を勧めるケース
①就活で動いてみたが、なかなか内定が出ない
就活はダラダラするものでなく、スケジュール感をもってのぞむことが大切です。
期日を決めて就活したが、なかなか内定が出ない。
そんな場合は、職業訓練を選択することもひとつかもしれません。
職業訓練受講の目的もはっきりするかもしれませんし、
タイミングがずれることで市場が好転する場合もありますからね。
②何をしたらいいかわからない・・・
よくいらっしゃいますが、どんな仕事をしたいか思いつかないという方。
割り切って、少し今後を考えるタイミングを持つという理由も悪くないと思います。
ただし、これは社会経験の豊富な年配者は当てはまらないと考えます。
給付を受けることができるので、収入面の不安がない場合もありますし、
自分の就活やキャリアについて専門の担当者から客観的な意見が聞けることがあります。
これからの長い人生を考えた時、3か月~半年は費やしてもいいかもしれません。
③就活に孤独感を感じる方
訓練は、同じ目的をもった受講者が10名~20名位います。
年代もキャリアも様々ですが、皆さん目的は『希望の再就職』です。
学校卒業以来、こんな環境はめったにありません。
訓練修了1カ月くらい前から、同じタイミングで再就職に向けての就活が始まります。
1人で行っていた就活とはまた違った活動ができるかもしれません。
◇最後に
職業訓練を受けたからといって、希望の就職ができるとは限りません。
転職するにあたっても、まずは就活を行うべきです。
ただし、受講目的が明確であれば訓練を受けることも1つの選択肢と思います。
スタッフエース新潟オフィスでも6月から事務系の職業訓練が始まります。
気になる方は問合せ下さい♩
事務の相談はスタッフエースにお任せください!