【派遣のすすめ】派遣で副業について

新潟の総合人材サービス、スタッフエースの五十嵐です。

 

今回は派遣で副業についてお話させて頂きます。

 

もともと派遣を副業として仕事をされる方は一定層いらっしゃいましたが、

最近は特に増えた印象があります。

「土日だけの仕事ありませんか」

「夜に2~3時間の仕事ありませんか」

など、定期的に問合せを頂いております。

indeedなんかを見ても、コロナ関係の仕事で単発OKみたいな求人が多くあります。

また新潟市内では大きなコールセンターの新規開設が多数あり、副業として活用

される方も多くいらっしゃるようです。

 

◇副業をする理由

 

定職があるにもかかわらず、副業を選択する理由は何でしょう。

登録時にもヒアリングをしますが、当社では主に

収入を増やしたいという理由が多く見受けられます。

実際にwebアンケートを取った会社の資料を見ても実に半数以上の方が

そう回答しています。

副業の理由は「収入不足を補うため」副業に関するアンケート調査報告【2021年5月度】 | 東京の起業家向けバーチャルオフィス ナレッジソサエティ (k-society.com)

皆さん状況は様々で、

現在は起業したばかりで収入が少なく、本業が軌道に乗るまでとか、

最近ではサービス業でシフトに入れなくて、現在のパートやアルバイトとの

掛け持ちとか様々あります。

 

実際、長期事務派遣求人が多くを占める当社にも定期的に問合せがあります。

昨年、今年と行政のコロナワクチン接種会場の受付業務に携わらせて頂きましたが

大変多くの問合せをもらいました。

作業内容的にはそれほど難しくはなく、その日に来て、その日にできる内容です。

スケジュール上、希望日を選択できます。

そういった点で副業としては気軽にできるのも魅力なのでしょう。

 

ただし、気軽にできそうな派遣副業ですが、気を付けなくてはいけない点もあります。

何も考えないでしてしまうと、思わぬ落とし穴があるかもしれません。

 

 

◇派遣で副業の注意点

 

・メインの会社の就業規則の確認

 

派遣副業に限らずですが、事前に雇用されている会社の就業規則を確認しましょう。

「許可なく他の会社等の業務に従事しないこと」とはっきり明記されていて

副業を禁止されている会社もあります。正社員はNG、非正規雇用の方はOKの場合も

あるかもしれません。

また、副業OKとしている会社でも、届け出を必要とする会社もありますので各自で

確認が必要です。

 

・本業と副業のバランス

 

副業をすることで、メイン業務に支障をきたさないか各自で確認が必要です。

会社としては副業をすることで、本業がおろそかになることを一番懸念します。

忙しい時期に残業や休日出勤してほしいのにできない。。。

本業に集中できず、売り上げが落ちてきた。。。

など仕事上影響が出ない程度に抑えることも大切です。

また限られた体力です。休むことも重要な中で、無理して健康問題にならないよう

配慮も大切です。

倉庫作業の副業で体力を使ってしまい、本業で眠くなってしまっては本末転倒です。

副業のボリュームをしっかり考えて判断しましょう。

 

・労働法的な問題

 

週40時間、フルフルで働いている方は、割増賃金など法的な問題も出てきます。

メイン業務の所定労働時間の確認が必要です。

また、本業に休みを取ってまで副業はありません。

仮に有休をとってしまうと、給与の二重取りが発生します。

しっかり確認しましょう。

 

・日雇い派遣禁止の原則(派遣法)

 

派遣法において30日以下の雇用契約業務は日雇いとされていて、原則禁止です。

ただし、例外として認められている業務内容と例外となるケースがあります。

000644420.pdf (mhlw.go.jp)

その確認が必要です。

 

・税金の問題

 

副業をすることで収入が増えれば、所得税も増加します。

仮に副業収入が年間20万円を超えた場合は確定申告を行う必要があります。

メインの仕事だけであれば、会社で年末調整もあり、申告漏れの心配はないでしょう。

しっかり税金の管理が必要になります。

わからない場合は就業先の総務に聞いてみてください。

 

上記の他にも、まだまだ注意することはあるかもしれません。

しっかり自己管理して有意義な副業を行ってください。

 

新潟県内に本社を置く会社で正社員の副業を見つめている会社はどの位あるんでしょうか。

労働力不足の地方では更にフレキシブルな働き方が求められる時代かもしれませんね。

 

事務のお仕事はスタッフエースにお任せください。